インテル戦でも積極的に仕掛けたオスマン(右) photo/Getty Images
ブライトンからフェイエノールトにレンタル中
6日にチャンピオンズリーグ・ベスト16の1stレグでインテルと対戦したフェイエノールトは、ホームで0-2と敗れてしまった。最後までインテルの守備を崩し切ることは出来なかったが、キラリと光る才能はいた。
その1人が左サイドから積極的に仕掛けていた20歳のMFイブラヒム・オスマンだ。スピードに乗ったドリブルは魅力的で、エールディヴィジ好みなウイングと言えよう。
そんなオスマンは、ブライトンからフェイエノールトにレンタル移籍している選手だ。ブライトンは昨夏にデンマークの名門ノアシェランからオスマンを獲得しており、今季はそこからフェイエノールトへとレンタル移籍している。
ブライトン地元メディア『Sussex World』は今回のインテル戦で見せたオスマンのパフォーマンスを高く評価しており、将来的にはFW三笘薫の後継者候補になり得ると期待をかけている。
三笘はブライトンの左ウイング1番手だが、今冬はサウジアラビアからの関心が伝えられるなど人気の高い選手だ。今後ブライトンから5大リーグのビッグクラブへステップアップする可能性もあり、その際にはオスマンにチャンスが出てくるかもしれない。
オスマンはまだ20歳と若く、近年のブライトンはこうした逸材のスカウティングで結果を出し続けている。インテル相手にインパクトを残したオスマンも興味深い逸材で、近いうちにブライトンの主戦力となるかもしれない。