今季はミランで“122分間”しかプレイ出来ず忘れられた存在に...の画像はこちら >>

ミランに所属するヨビッチ photo/Getty Images

フランクフルト時代の輝きは戻らず

今季は怪我の影響もあり、ミランですっかり忘れられた存在となっているか。

鼠蹊部の怪我で今季122分しかプレイ出来ていないのは、ミランFWルカ・ヨビッチだ。



ヨビッチは2018-19シーズンにドイツのフランクフルトでブレイクしたセルビアの点取り屋であり、その活躍から2019年にはレアル・マドリードへと移籍。ただ、ヨビッチのキャリアが順調に進んだのはここまでだ。

レアルでは明らかな失敗に終わり、2022年にはイタリアのフィオレンティーナへ移籍。翌年にはミランへ移籍したが、フランクフルト時代のインパクトからは程遠い。

2023年の12月から年明けにかけてはリーグ戦で5ゴールを挙げるなど復調を予感させたところもあったが、2024年2月のモンツァ戦で一発退場処分を受けたところから急失速。今季は鼠蹊部の怪我でほとんど出番がなく、ミランで最後にゴールを決めたのは昨年4月のことだ。

ヨビッチとミランの契約は今季までとなっており、イタリア人記者のニコロ・シーラ氏はこのままミランを離れることになると見ている。まだ27歳と中堅世代ではあるが、近年の成績を考えるとトップレベルでの活躍を期待するのは難しいか。

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