9月にメキシコ代表と試合を組む可能性がある日本代表 photo/Getty images
現在はハビエル・アギーレ氏が率いるメキシコ
森保一監督率いるサッカー日本代表は9月のナショナルウィークでメキシコ代表と対戦する可能性があるようだ。
現在ワールドカップ北中米大会アジア最終予選で首位を独走する日本代表。
ほぼほぼワールドカップ出場の切符を手中に収めている状況だが、そんな中でメキシコの『ESPN Deportes』は「日本代表監督は9月にメキシコとの試合を模索」と見出しで紹介し、「日本の森保一監督は9月のインターナショナルマッチウィーク期間にアメリカでメキシコ代表との親善試合を開催するよう日本サッカー協会に要請した」と報じている。
同メディアによれば、メキシコサッカー連盟が発表した2025年の活動計画で9月にアジアのチームと2試合の親善試合を行う予定とのこと。日本はそのうちの1試合で、試合会場はまだ決まっていないがアメリカでの開催が濃厚だという。実現となれば2020年11月以来の親善試合(0−2で敗戦)となる。
メキシコ代表は現在FIFAランキング19位で、チームを率いるのはかつて日本代表でも指揮したハビエル・アギーレ監督だ。チームは昨年のコパ・アメリカでのグループステージ敗退という結果を受け、ハイメ・ロサーノ前監督を解任。新たにアギーレ氏が就任するとここまで3勝1分1敗の成績を収め、2026年大会のホスト国として着々と力を付けている。
9月の各国の状況を見ると、アジアとオセアニアを除いてまだワールドカップ予選が続いており(アジアも4次予選が行われている)、試合を組むとなれば同じアジアで最終予選を突破したチームかオセアニアのチーム、そして開催国であるカナダ、アメリカ、メキシコと選択肢が搾られる。そんな中でのメキシコとの対戦となれば非常に良いマッチメイクとなるだろう。
ワールドカップ出場が決まれば、今後は強豪国との試合が増えていくことだろう。これからはこういったマッチメイクにも注目が集まりそうだ。