昨季のデュッセルドルフには田中がいた photo/Getty Images
ブンデス昇格は遠のいてしまった
昨季はブンデスリーガ2部で3位まで順位を上げ、1部昇格に近づいたデュッセルドルフ。デュッセルドルフといえば、昨季までMF田中碧の所属していたクラブだ。
ただ、今季は現時点で2部の9位と昇格から遠い位置にいる。理由は明確で、開幕前の主力流出が響いたからだ。
田中もその1人であり、田中は昨夏にイングランド2部のリーズ・ユナイテッドへ移籍。リーズでは早々に中盤の絶対的主力となっており、現在リーズはプレミア昇格へ近づいている。デュッセルドルフにとって田中の流出が痛手だったのは間違いない。
他にも昨季22ゴールを挙げたギリシャ代表FWクリストス・ツォリスがベルギーのクラブ・ブルージュへ、守備的MFヤニック・エンゲルハルトはイタリア・セリエAのFCコモへ移籍しており、両者ともチームの主力になっている。
独『Bild』はデュッセルドルフが田中ら退団組の穴を埋められなかったと伝えていて、その影響はあまりに大きい。昨季はデュッセルドルフにとって2019-20シーズン以来となる1部復帰の大チャンスだったのだが、1部昇格はもう少し先の話となりそうだ。

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