上田綺世はフェイエノールトの絶対的“1番手FW”になれるのか...の画像はこちら >>

上田はインテル戦で奮闘したが…… photo/Getty Images

退団したヒメネスに代わるエースになれるか

オランダのフェイエノールトは11日にチャンピオンズリーグ・ベスト16第2戦でインテルと対戦し、アウェイで1-2と敗れた。2戦合計1-4と、フェイエノールトの完敗だ。



この第2戦ではフェイエノールトFW上田綺世も先発したが、爪痕は残せなかった。対戦相手がセリエAの強豪インテルだったことは考慮すべきだが、上田への評価はかなり厳しい。

オランダ『Voetbalpraat』によると、アナリストのハンス・クラーイ・ジュニア氏は上田がサンティアゴ・ヒメネスに代わるエースになっていくのか確信が持てないと語っている。

「前監督のスロットは、ヒメネスが退団した場合は上田が来ると言っていた。私はその時を待っているのだが、その気配は今のところない。上田が我々全員を驚かせ、スロットの発言が正しかったことを証明してほしいと期待している。まだその兆候は見られないがね」

クラブOBカリム・エル・アフマディ氏も手厳しい。

「前半のフェイエノールトは2人少ない状態でプレイしているかのようだったよ。上田、そしてルカ・イヴァンシッツの2人は凡庸だったね。上田は強いチーム相手にゴールから遠い位置にいると役に立たない。洗練されていない。技術的にも本当に下手だ」

今冬にはエースだったサンティアゴ・ヒメネスがミランへと移籍し、上田にとってはチャンスだ。
今回はインテル相手に違いを生み出せなかったが、まずは国内リーグで得点を量産できるだろうか。まだ今のところは明確な1番手になれていない。

編集部おすすめ