オヤルサバルを抑えるヘブン Photo/Getty Images
怪我人多発のディフェンス陣
マンチェスター・ユナイテッドはUEFAヨーロッパリーグラウンド16セカンドレグでレアル・ソシエダと対戦。合計スコア5-2と勝利し、ベスト8進出を決めた。
ブルーノ・フェルナンデスがハットトリックの大活躍だったこの試合だが、もう1人注目された選手がいる。左センターバックで先発した18歳のDFエイデン・ヘブンだ。
ヘブンはティーンエイジャーとは思えない落ち着いたプレイで守備を引き締めていた。地元紙『Manchester Evening News』は「素晴らしい。威厳ある前半を過ごし、ボールに対する自信は明らかだった。わずか3回目の出場ながらベテランのように見えた」と絶賛。B・フェルナンデスに次ぐ高評点の「8」を与えている。
アーセナルのアカデミー育ちのヘブンは、この冬にマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれた。FA杯のフラム戦、先日のアーセナル戦では途中出場。今回が初先発となったが、レギュラーポジションを与えてもおかしくない活躍ぶりだった。
リサンドロ・マルティネス、ルーク・ショー、ハリー・マグワイア、レニー・ヨロと守備陣に怪我人が続出しているユナイテッドにおいて、彼が計算できる選手だったことは大きな収穫だ。ルベン・アモリム監督も試合前に「トレーニングや試合で実力を証明すれば、出場の選択肢になる」と語っていた。