ここ最近苦戦が続くフランクフルト photo/Getty Images
リーグ戦ではここ7試合で1勝のみと苦戦中
対戦相手がバイエルン、レヴァークーゼンと厳しかったこともあるが、現在フランクフルトはブンデスリーガで3連敗中だ。バイエルンには0-4、レヴァークーゼンには1-4、前節はウニオン・ベルリンに1-2で敗れており、4位に後退している。
5位フライブルクとは1ポイント差、6位ライプツィヒとも3ポイントしか差がないため、油断できない状況だ。分かっていたことではあるが、独『Sportbild』は今冬にFWオマル・マルムシュを失った影響が大きすぎると取り上げている。
マルムシュはブンデスリーガの今季前半戦だけで15ゴール9アシストを記録しており、攻撃の中心だった。その活躍からマルムシュは今冬にマンチェスター・シティへ引き抜かれることとなったわけだが、マルムシュ退団後のフランクフルトはリーグ戦7試合で1勝のみと大苦戦。1試合平均得点も2.3点から1.3点へと減少してしまっている。
チームでは若いFWウーゴ・エキティケが新エースとして奮闘しているが、マルムシュとは出来ることに差がある。マルムシュはカウンター攻撃の起点になることもあれば、セットプレイから得点を奪う術も持っていた。
シーズン途中にエースの穴を埋めるのは困難だが、今のペースではトップ4から脱落となる危険がある。ここが踏ん張りどころとなるが、フランクフルトはトップ4を守れるか。

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