プレミアCL権争いが稀に見る混戦模様! 4位から10位まで勝...の画像はこちら >>

三笘のブライトンにも十分にチャンスがある Photo/Getty Images

あと2枠か

今季のプレミアリーグは、現在首位リヴァプールが勝ち点70で首位独走。2位アーセナルは第29節でチェルシーを、3位ノッティンガム・フォレストはイプスウィッチをそれぞれ下し順位を守っている。



しかし、現在勝ち点50に到達しているチームはこの3つのみ。注目したいのは4位以下だ。4位チェルシーが勝ち点49、5位マンチェスター・シティが勝ち点48。以下6位ニューカッスルと7位ブライトンが47、8位フラムと9位アストン・ヴィラが45、10位ボーンマスが44となっており、なんと4位から10位までが勝ち点「5」の差のあいだにひしめき合っている。

優勝はほぼリヴァプールで決まりかという空気があるが、こうなるとCL、EL出場権争いが俄然熱を帯びてくる。プレミアは残り9節となっているが、どう転ぶかわからない展開になってきた。代表ウィークを挟んだ次節にはブライトン×アストン・ヴィラがあるように、当然潰し合いも起きる。リーグ終盤、第35節のブライトン×ニューカッスル、第36節のニューカッスル×チェルシーなどは重要な試合になりそうだ。

今季は5位までCL出場権が与えられることになりそうで、フォレストまでが堅いと考えると残りの椅子はあと2つ。クラブのバリューを考えればチェルシーやマンチェスター・シティだが、今季は怪我も多発しており、ビッグクラブも万全な状態ではない。この団子状態の混戦を抜け出すのはどこか、終盤は最後まで気の抜けない熾烈な戦いとなる。

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