「すごくカッコいい」鼻骨折しボロボロのジェコの姿を戦友たちが...の画像はこちら >>

代表とフェネルバフチェで今も得点を量産するジェコ Photo/Getty Images

ボロボロになって闘うジェコ

2026W杯北中米大会の欧州予選で、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表はルーマニア代表と対戦。1-0と勝利を収めた。

前半にアルミン・ギゴビッチが挙げた1点を守り切ったボスニア・ヘルツェゴビナだが、ルーマニアの猛攻にさらされ苦しい試合となった。エースのFWエディン・ジェコは先発したが、ルーマニアDFに顔面を蹴られ、負傷により前半でピッチを退いている。

ジェコはこの試合で鼻を骨折してしまったようだ。また、両目の周りにも痛々しいアザをつくっており、その姿を自らInstagramにアップ。「妥協は許されない」とメッセージを添えた。

その“闘う男”の姿に、賞賛が集まっている。かつてマンチェスター・シティで同僚だった元イタリア代表FWマリオ・バロテッリは「すごくカッコいい」とリプライ。ローマで同僚だった元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランも「素敵だ」とコメントを返した。また、かつて所属したブンデスリーガのヴォルフスブルク公式は「誰も君を止められない、レジェンドよ」と賞賛している。

ジェコは所属するフェネルバフチェでの試合でも目の上を切って流血する怪我を負い、縫合手術を受けている。手にも包帯が巻かれており、『THE Sun』は「戦争でも経験したかのような表情だ」と報じた。

負傷でボロボロになろうとも、闘志を絶やさないジェコ。39歳となった今も現役として第一線で戦い続ける男には、それなりの覚悟があったということだ。






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