先日行われたチャリティーマッチでのデフォー Photo/Getty Images
夢のようなオファーだ
ジャーメイン・デフォー氏は、2009年にユヴェントス移籍寸前まで近づいていたことを明かした。スター選手が名を連ねる当時のユヴェントスへの移籍は、デフォーにとって夢のようなオファーだったようだ。
プレミアリーグで163ゴールを挙げたデフォーは、トッテナムやポーツマス、ウェストハムでの活躍が記憶に残るストライカーだ。しかし、2009年1月のトッテナム復帰前に、ユヴェントスからオファーが届いていたという。2007-08シーズンでポーツマスで36試合18ゴール5アシストという記録を残したデフォーに、ユヴェントスのスカウトとクラウディオ・ラニエリ監督が注目したようだ。デフォーは当時の状況について以下のように語っている。
「2008年だと思うが、トッテナム復帰前に電話があった。代理人から『ユヴェントスが興味を持っている』と言われたんだ。『トッテナムとの交渉がまとまらなければ、ユヴェントスに行きたいか?』と聞かれたよ」
「デル・ピエロとプレイすることを想像してみてほしい。彼とは昨年のチャリティーマッチで共演したが、本当に素晴らしかった。若い頃から憧れていた選手だ」
当時のセリエAは、世界最高の選手たちが集まるリーグであり、もしデフォーが移籍していたら、ジャンルイジ・ブッフォンやジョルジョ・キエッリーニに加え、アレッサンドロ・デル・ピエロやダヴィド・トレゼゲ、パベル・ネドベドといった名手と共演した可能性があった。
結局、デフォーはスパーズへと復帰した。もしユヴェントスに加わっていたらどのような結果を残していただろうか。