イサク&ギェケレシュのコンビは魅力的だ photo/Getty Images
トマソンはイサクをプレミア最高のFWとまで絶賛
上手く機能すれば、世界最強クラスの2トップになるかもしれない。2026ワールドカップで見てみたいコンビとして、スウェーデン代表が誇るアレクサンデル・イサク&ヴィクトル・ギェケレシュが挙げられる。
イサクはニューカッスル、ギェケレシュはスポルティングCPでそれぞれ結果を出しており、どちらもワールドクラスのストライカーと言っていいだろう。両者とも得点力は抜群であり、イサクは192cm、ギェケレシュは189cmとサイズがある点も魅力的だ。
スウェーデン代表監督として2人をまとめるのは、デンマークの英雄であるヨン・ダール・トマソンだ。昨年3月より代表監督に就任していて、トマソンも現役時代はストライカーとして活躍した選手だ。イサク&ギェケレシュをまとめるうえで理想的な人物かもしれない。
イサクはニューカッスルのエースとして今季のカラバオ杯を制しているが、トマソンはイサクこそ現プレミアリーグ最高のストライカーとまで絶賛する。
「個人的な意見ではあるが、イサクはプレミア最高のストライカーだよ。彼はタイトルを獲得したばかりだが、決勝でも決定的な役割を果たしていたよね。トロフィーは選手のキャリアにおける重要な節目となる。彼はあの優勝をいつまでも覚えているだろうし、決勝で自らゴールを決めたことも忘れないだろう。彼がスウェーデン代表選手であることを嬉しく思うよ」(『Daily Mirror』より)。
トマソンは3バックをベースに、トップ下にトッテナムMFデヤン・クルゼフスキ、その前にイサク&ギェケレシュを2トップで並べる布陣も試している。
2026ワールドカップで見たいコンビだが、欧州予選を勝ち抜けるだろうか。この2人が機能すれば、強豪国でも抑えるのは難しいはずだ。