解任されたモッタ監督 photo/Getty Images
今月モッタ監督を解任
現役時代ローマやインテル、ミランなどでプレイした元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏はユヴェントスを痛烈に批判した。伊『calciomercato.com』が報じている。
ユヴェントスは今シーズンよりチアゴ・モッタ監督を招聘し新たな時代をスタートさせたが、今月の23日同監督の解任を決断。すでにCLとコッパ・イタリアで敗退、セリエAでも5位に沈んでいる状況を考慮し、残りのシーズンでCL出場権を獲得するために早い段階で監督交代に動いた。
しかし、カッサーノ氏はこのユヴェントス経営陣の動きを『Viva El Futbol』配信にて批判し、監督だけではなくクリスティアーノ・ジュントーリFD(フットボールディレクター)も辞任すべきだと主張した。
「チアゴに対する批判は認める。彼は一定の地位にあるチームには不向きで、ひどいプレイをした。彼は選手たちを最大限に活かすことができなかった。 しかし、私は彼らがこのようなことをするとは思ってもみなかった。 彼らがユヴェントスのスタイルについて語る時、私はそれが何を意味するのか理解したい。 しかし、ユヴェントスのスタイルとは何だ? ひどいスタイルだ」
「今、ユヴェントスの責任者は誰だ?ジュントーリに責任があるなら辞任すべきだ。彼はモッタと契約し、フィオレンティーナ戦の後には『モッタとやり直そう、彼を信じよう』と言った。もしジュントーリが責任者でこんなことをしたのなら、彼は『私は辞任する』と言うべきだ。それなら私は拍手を送るよ」
「彼は責任転嫁していると思う。
新体制を1年経たずして終わらせ、イゴール・トゥドール氏に任せたユヴェントス。ここからはCL出場権獲得に向けた戦いになるが、果たして。