電撃昇格が発表となった角田 Photo/Getty Images
ローソンはレーシングブルズへ
レッドブルF1チームは、第3戦日本GPより角田裕毅を起用することを発表した。姉妹チームのレーシングブルズからの電撃昇格という形となった。
開幕からの2戦はリアム・ローソンがRB21への適応に苦しみ、結果を出せずにいた。ここにきて角田とスイッチ。角田はドライバー部門で総合4連覇中のマックス・フェルスタッペンと共闘することになった。
第3戦は4月4日から6日にかけて鈴鹿サーキットで行われる。レッドブルは鈴鹿のトラックを知る角田にマシンを託すことにした。
オラクル・レッドブル・レーシングの代表兼CEOクリスチャン・ホーナー氏は、開幕から2レースでローソンがRB21に苦戦する姿を見ることは辛かったとしつつ、角田に対し以下のように期待を語っている。
「我々はドライバーズタイトルを維持しつつ、コンストラクターズタイトルを奪還するという2つの野心をもって2025年シリーズに臨んでいる。これは純粋にスポーツとしての決断だ。RB21にはやるべきことが多くあり、裕毅の経験は現行マシンの開発に大いに役立つだろう。我々は彼をチームに歓迎し、彼がRB21のステアリングを握るのを楽しみにしている」
ついにトップチーム移籍となった角田。“世界最強”フェルスタッペンと組むことになった彼がどのような走りを見せ、また成長を遂げるのか、注目が集まる。