バルセロナのゴールを守るシュチェスニ photo/Getty Images
パフォーマンスも高い評価を得ている
27日にラ・リーガ第27節延期分でオサスナと対戦したバルセロナ。ゴールを守ったのは、すっかり頼れる守護神となったヴォイチェフ・シュチェスニだ。
チームは3-0で勝利を収めたが、シュチェスニはこれでバルセロナの選手として17戦連続無敗となった。リーグ戦8試合、チャンピオンズリーグ4試合、スペイン国王杯3試合、スーペルコパの2試合の計17試合で無敗となっていて、これは見事な成績だ。
スペイン『Mundo Deportivo』によると、バルセロナでデビューから17戦連続無敗を達成したのは歴代でも8人しかいない。これを20試合連続無敗まで伸ばせれば、セスク・ファブレガス、アルベルト・セラーデス、フィリペ・コウチーニョ、パウリーニョ、ヨハン・クライフの僅か5人しか達成していない記録になるという。
チームの無敗はシュチェスニ1人の功績ではないが、この17試合のうち9試合でクリーンシートを達成しているなどシュチェスニの貢献が大きいところもある。中でも前半早々にDFパウ・クバルシが退場となり、10人での戦いを強いられながらも1-0で勝利したチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ・ベンフィカ戦は1つのハイライトだろう。
シュチェスニは昨季終了後に現役引退を表明したものの、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが負傷離脱したバルセロナからのオファーを受けて現役復帰。ここまでは見事なシーズンを過ごしていて、バルセロナにとってもシュチェスニとの契約は大成功だったと言える。