勝利を喜ぶイェーツとギブス・ホワイト photo/Getty Images
PK戦の末にブライトンを撃破
ノッティンガム・フォレストはFAカップ準々決勝で日本代表FW三笘薫が所属するブライトンと対戦し、PK戦の末に勝利した。
今シーズンのフォレストはプレミアリーグで大きなサプライズになっているチームの1つだ。
その勢いはリーグ戦だけにとどまらず、FAカップでは1991年以来となる34年ぶりの準決勝進出を決めた。1959年以来初のFAカップ優勝の望みを繋いだフォレストだが、このクラブの生え抜きで、現在はキャプテンを務める27歳MFライアン・イェーツはブライトン戦の勝利で喜びを露わにした。
「信じられないシーズンだった。我々はまだ何も達成していないが、再びファンをウェンブリーに送り届けることだけは達成した。前回、昇格が決まったときのことがどれほど特別だったか、我々は知っている。特別な日になるだろうし、サポーターの皆さんは本当に喜んでいる。全体的に見て、我々はそれに値したと思う」(英『BBC』より)
トップチームデビュー後、レンタル移籍をする期間はあったが、アカデミー育ちの同選手は今やフォレストで公式戦233試合に出場するクラブの象徴。21-22シーズンにはプレミアリーグ昇格にも貢献した選手であり、チームのDNAを受け継いでいる。
そんなイェーツにとって今シーズンは充実した1年となっているが、CL出場権争いだけでなく、FAカップのタイトルと大ブレイク中のフォレストの戦いはまだまだ終わらない。

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