今冬よりクラブ・レオンでプレイするハメス photo/Getty Images
今年クラブに加入
今冬メキシコのクラブ・レオンに加入したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは今夏行われるクラブW杯の出場権を剥奪されたことについてFIFAへ怒りを露わにした。英『Daily Mail』が報じている。
クラブ・レオンは2023年の北中米カリブ海連盟チャンピオンズリーグを制して、アメリカで行われるクラブW杯への出場権を獲得していた。今回より新フォーマットに変わった同大会は過去4年間の各大陸王者など32チームが出場し、クラブ・レオンはチェルシー、フラメンゴ、エスペランス・スポルティーブ・ドゥ・チュニスと同じグループDに入っていた。
しかし、大会開催が迫っている中、国際サッカー連盟(FIFA)は、クラブ・レオンを今夏に行われるクラブW杯から除外することを発表。その理由としては同じくクラブW杯に参加するパチューカとクラブ・レオンが、同一オーナーである『グルーポ・パチューカ』によって所有されているためだ。
開催まで3カ月となった段階での出場権剥奪が大きな話題となったが、クラブ・レオンに所属するハメスはこの決定に怒り心頭。FIFAを痛烈に批判した。
「これは重大な不当行為だと思う。我々全員がそう信じている。我々はピッチで勝利したのだ。クラブも選手もこのことで傷ついている。考えてみると、我々が敗退するのは不公平だ。我々に代わって出場するチームが汚されることになるし、サッカーも汚されることになるだろう」
「多くのファンが大会を観戦する計画しているが、彼らに『行けない』とどうやって伝えるのか? 私はこの件について多くの疑問を持っている。
またクラブ・レオンに代わる出場チームは後日FIFAによって発表される運びとなっている。