シティの守護神エデルソン Photo/Getty Images
意外なこだわり
マンチェスター・シティのGKエデルソンが、自身のユニークなルーティンを明かした。ブラジル代表の守護神は、過去8年間にわたり、同じボクサーパンツを履いて試合に臨んでいるという。
この期間は、2017年にシティへ加入して以降のすべての公式戦を含んでいる。エデルソンは当時、ペップ・グアルディオラ監督のもとで守備の安定を図るべく、ベンフィカから移籍金3500万ポンドで加入。その後、公式戦363試合に出場し、プレミアリーグ6回やFAカップ2回、リーグカップ4回、チャンピオンズリーグ、UEFAスーパー杯、クラブW杯など数々のタイトルを獲得してきた。そのすべての試合で、彼の「勝負下着」が共にあったというのだから驚きだ。
エデルソンは「自分にはジンクスが一つだけある。それは毎試合で常に同じボクサーパンツを履くことだ」と『BBC』の『Football Focus』で対談した元シティGKのシェイ・ギブンに対して語った。これにギブンが「シーズン中ずっと同じものを履いているのか?」と尋ねると、「いや、8年間ずっと同じものだ」と笑顔で返答。これにはギブンも「信じられない。それはもうボロボロだろうな」と驚きを隠せなかった。
今季のエデルソンはこれまでほど順風満帆ではない。プレミアリーグでは現在5位と苦戦し、CL出場権争いが続く。
昨夏も移籍の噂が浮上したが、シーズン開幕直前に残留を表明。「ペップと話したことが重要だった。ここでさらに多くのタイトルを獲得することに全力を注いでいる」と語り、シティへの忠誠を誓っている。果たして、エデルソンと"勝負下着"の組み合わせは、今後もシティのゴールを守り続けることができるのか。