フィオレンティーナで活躍するM・キーン photo/Getty Images
今ではフィオレンティーナのエースに
先日のアタランタ戦ではハーフウェイラインでボールを奪ったところから独走してゴールを決め、フィオレンティーナを勝利に導いたFWモイーズ・キーン。ユヴェントスに所属していた昨季はリーグ戦0ゴールの屈辱を味わったが、今季はすでに16ゴールに達している。
フィオレンティーナの点取り屋といえば、21世紀では元イタリア代表FWルカ・トーニが有名だ。2005-06シーズンにトーニはフィオレンティーナのエースとしてシーズン全体で33ゴールを挙げており、シーズン終了後の2006ワールドカップではイタリア代表の優勝にも貢献した。
その後はバイエルンへ移籍してゴールを量産したが、キーンもトーニの領域に届くだろうか。伊『Gazeetta dello Sport』によると、トーニもイタリアの後輩キーンの活躍を喜んでいる。自身がフィオレンティーナで記録したシーズン33ゴールには届かないだろうと冗談も交えつつ、フィオレンティーナを欧州カップ戦の舞台へ導いてほしいとエールを送る。
「シーズン全体では、キーンはすでに20ゴールを超えている(21ゴール)。この調子ならば合計25ゴールを超えることになるだろう。私の記録?今のところは心配していないと言っておこう。28、29ゴールになれば考えるよ。冗談はさておき、記録は破られるためにある。私の数字を越えれば、キーンを祝福するよ。
チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグに比べると話題性に欠けるが、今季のフィオレンティーナはカンファレンスリーグで準々決勝に駒を進めている。準々決勝ではスロベニアのNKツェリェと対戦する予定だが、リーグレベルを考えても格下だ。今季はチェルシーもベスト8に残っているため、優勝を争うのはフィオレンティーナ、チェルシー、レアル・ベティスといったところだろうか。フィオレンティーナにもチャンスはあるはずだ。
果たしてキーンはトーニのようにスケールの大きなセンターフォワードになっていくのか。イタリア代表でも常連メンバーになりつつあり、キーンの成長はイタリアサッカー界において非常にポジティブなニュースになっている。

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