バルセロナを指揮するフリック photo/Getty Images
今季は4冠獲得の可能性もある
2日にスペイン国王杯・準決勝2ndレグでアトレティコ・マドリードを1-0で撃破し、2戦合計5-4で決勝進出を決めたバルセロナ。
現在はリーグ戦でも首位を走っており、チャンピオンズリーグでもベスト8まで駒を進めている。
ハンジ・フリック率いるチームはますます安定感を増しており、このアトレティコ戦での勝利で21戦連続無敗となった。スペイン『as』によると、バルセロナ指揮官として21戦連続無敗を達成したのはフランク・ライカールト、ジョゼップ・グアルディオラ、エルネスト・バルベルデ、ルイス・エンリケの4人しかいない。フリックは1年目でその領域に達したことになる。
2022-23シーズンにはシャビ・エルナンデスも近づいたが、その時は18戦連続無敗で途切れてしまった。
ちなみに最長の無敗記録はライカールト体制の2005-06シーズンに達成した24戦連続無敗と紹介されており、フリックは残り3試合。まずは5日に行われるレアル・ベティスとのリーグ戦、9日にチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ・ドルトムント戦、12日にレガネスとのリーグ戦、15日にドルトムントとの2ndレグを予定しており、この4試合を無敗で切り抜ければ記録を作れる。
アトレティコ戦は1-0のスコアだったが、フリック率いるバルセロナは攻撃力が抜群だ。あらゆる相手をねじ伏せる破壊力を備えており、今のバルセロナを倒すのはかなり難しいだろう。