ブライトンのスカウティング力が凄まじい　人気高まるMFバレバに続く有望株がオーストリア1部リーグ最高のMFの1人へと成長中
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シュトゥルム・グラーツにレンタル移籍しているヤルクエ photo/Getty Images

レンタル先で活躍中

近年のブライトンは選手のスカウティングで大きな成功を収めており、次々と有望株を引き抜いてきた。ブライトンからステップアップした選手も多く、例えば中盤ではリヴァプールMFアレクシス・マクアリスター、チェルシーMFモイセス・カイセドらがそうだ。



中盤の選手では、現在のブライトンでも21歳のMFカルロス・バレバが評価を高めており、近いうちにビッグクラブへステップアップするのではと言われている。移籍金も1億ポンド近くに達するとの見方もあり、ブライトンはまた大きな利益を手にすることになるだろう。

しかしブライトンの恐ろしいところは、すでにセントラルMFをこなせる次なる有望株を引き抜いていることだ。来季以降の活躍が楽しみなのは、昨夏にスウェーデンのIFKヨーテボリから600万ポンドで獲得したマリ人MFマリック・ヤルクエ（19）だ。

ヤルクエは今季オーストリアのシュトゥルム・グラーツへレンタル移籍しており、そこでは主力としてリーグ戦19試合に出場。4ゴール2アシストと結果を出しており、市場価値は1300万ユーロまで上昇している。

『sky Austria』はヤルクエがオーストリア国内リーグで最高のMFの1人になったと絶賛していて、このレンタル移籍は大正解だ。今季はチャンピオンズリーグの戦いも経験して、ドルトムント戦ではMOMにも選ばれた。疲れ知らずな運動量、献身性が主な武器で、ブライトン側もレンタル移籍の成果に納得しているようだ。

今回もブライトンの目利きは当たりであり、来季以降にチームの戦力になるのが楽しみだ。

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