新潟が神戸を撃破(画像はイメージ) photo/Getty Images photo/Getty Images
後半神戸の猛攻に耐えた新潟
6日、国立競技場で2025明治安田J1リーグ第9節が行われ、ヴィッセル神戸とアルビレックス新潟が激突した。
序盤から攻勢を強める神戸は7分扇原からのパスを受けた宮代が左足でシュートを放つも、これは枠を捉えることができず。序盤は神戸がボールを握り、優位に試合を進める。
そんななか、11分劣勢だった新潟が試合を動かす。プレスにいった星が井手口からボールを奪うと、長谷川元希へ。長谷川はドリブルから1人交わすと、ファーへのコントロールシュート。これがネットに突き刺さり、新潟の攻撃を牽引する長谷川が素晴らしいゴールを決めた。
先手を取られた神戸はハイプレスで新潟のビルドアップをハメに行くが、なかなか奪いどころを作れない。徐々に試合のペースは新潟が握るように。
再びボールを保持できるようになった神戸は武藤、汰木の両サイドから攻撃を展開するも深い位置まで侵入できない時間が続く。しかし、37分神戸にチャンスが。武藤のポストプレイから右サイドに抜け出していた大迫へボールが渡り、大迫は汰木へ柔らかいクロスをあげるも、これは藤原がナイスクリア。神戸がようやく1ついい形を作り出した。
徐々に試合の流れを掴んだ新潟がワンチャンスを逃さず、前半を1点リードで折り返す展開に。
両チーム選手交代なしで迎えた後半、最初のチャンスは神戸だ。56分酒井のロングスローから最後は汰木の下にボールが溢れるが、新潟の体を張った守備を前にシュートは打てず。
1点を追いかける神戸は59分に2枚替え。井手口と武藤に代えてグスタボ・クリスマンとエリキを投入する。
60分今度は新潟にチャンスが。右サイドを小見が突破して右足を振り抜くも強烈なシュートはサイドネットに。62分神戸エリキが倒され、ゴール正面のいい位置でFKを獲得。大迫がキッカーを務めるもシュートは壁に当たってしまう。
少し押され気味の新潟はピッチに座り込み、プレイ続行不可となった稲村に代えて舞行龍ジェームズを投入する。新潟は後半耐える時間が続く。一方の神戸は同点ゴールを狙うべく75分、大迫に代えて佐々木をピッチに送り込む。
79分、神戸に決定機が。右サイドに流れていたクリスマンからシュート性のクロスが上がり、これをファーで宮代が合わせるも、枠へ飛ばず。守備に回る時間が増えた新潟は早川と矢村をこのタイミングで入れ、フレッシュな人材をピッチへ。
1点が必要な神戸は82分にカエターノと鍬先を投入し、同点ゴールを目指して前への圧力を高める。しかし最後まで新潟の集中した守備を崩せず、試合はこのまま終了。新潟が待望の今季リーグ戦初勝利を飾った。
ヴィッセル神戸 0 - 1 アルビレックス新潟
ヴィッセル神戸得点者
アルビレックス新潟得点者
長谷川元希(12分)
ワンチャンスをモノに!
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 6, 2025
絶好調のこの男がまた決めた#長谷川元希 個人技から今季4ゴール目
明治安田J1第9節
神戸×新潟
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