今夏の去就が注目されるファティ photo/Getty Images
今季のプレイ時間は187分
バルセロナに所属するFWアンス・ファティ(22)は今夏の移籍市場での動きが注目されている選手の1人だ。
2019年に16歳でトップチームデビューを果たし、クラブの将来を担うスターとして脚光を浴びたファティ。
今季はここまで公式戦8試合の出場でプレイ時間は187分とファティはハンジ・フリック体制で構想外と考えられている。ファブリツィオ・ロマーノ氏は以前、ファティは今冬4クラブからオファーを受けていたが、これを拒否したと報じていたが、スペイン『MUNDODEPORTIVO』によると、アヤックス、ドルトムント、ポルト、ベシクタシュが同選手の獲得に向けた交渉を行っていたという。
この時はチームに残留し、再びバルセロナでポジションを勝ち取ることを目指していたファティだが、同メディアによると、その心境も変化しつつあるようだ。複数クラブが依然としてファティの獲得を狙っているなか、同選手はプレイすることを強く望むようになり、移籍に前向きだという。
さらにトレーニングでいいパフォーマンスを見せても、その後のクラブのSNSに取り上げられるのは別の選手で、言及すらされない状況に落胆していると同メディアは報じている。
売却先が見つからず、人件費を削減するためにファティの年俸を約半分に減らした新契約を結ぶとも報じられていたが、バルセロナで忘れられつつあるファティの今夏の決断に注目だ。

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