ミランでプレイするヨビッチ photo/Getty Images
今季も負傷で満足なシーズンを過ごせず
果たして来季どこでプレイすることになるのか。シーズン終盤を迎え、懸命なアピールを見せるのがミランFWルカ・ヨビッチだ。
2023年にフィオレンティーナからミランに移籍したヨビッチは、昨季こそセリエAで23試合に出場して6ゴールを記録したが、今季は恥骨の負傷もあって長期離脱。影が薄くなっており、ヨビッチのことを忘れていた人もいるかもしれない。
本格的に戻ってきたのは2月末のことで、途中出場から少しずつ出番を増やしてきた。3月末に行われたセリエA第30節・ナポリ戦で今季初ゴールを決めると、続くフィオレンティーナ戦でも1ゴールを記録。遅ればせながらの猛アピールだ。
ヨビッチとミランの契約は今季で満了となる。『Mozzart Sport』によると、ヨビッチは「契約は夏に切れるから、あらゆる選択肢を検討している。ただプレイしたいだけなんだ」とコメントしており、どこか1番手でプレイできる場所を選ぶことになるだろうか。
ここまでのキャリアでベストシーズンを挙げるなら、フランクフルトでプレイしていた2018-19シーズンだ。ブンデスリーガで17ゴール、ヨーロッパリーグでも10ゴールを挙げ、一気に有名な存在となった。
しかしその後移籍したレアル・マドリードでは全く結果が出ず、その後もフランクフルト時代を超えるインパクトは残せていない。27歳とまだ中堅世代だが、ヨビッチのキャリアはどうなるか。