ミランでプレイするレオン photo/Getty Images
左サイドからの仕掛けはロナウジーニョに近いものを感じさせる
パリ・サンジェルマンやバルセロナ、ミランなどで活躍した元ブラジル代表FWロナウジーニョは、世界中を魅了したファンタジスタだった。
現代ではファンタジスタ型の選手はかなり減少しており、効率の良いプレイが求められている。
そんな現代において、ロナウジーニョが最も見ていて楽しい選手の1人と評するのがミランFWラファエル・レオンだ。
レオンもロナウジーニョと同じく左サイドからの仕掛けを得意としていて、そのドリブルスキルは世界トップクラスだ。長いリーチを活かしたドリブルは破壊力抜群で、調子の良い時は誰にも止められなくなる。残る課題があるとすれば安定感を身につけることくらいだろうか。
伊『Sky Sport Italia』によると、ロナウジーニョはクラブOBとして今もミランのことを気にかけているようで、レオンについても次のように語っている。
「ミランには素晴らしい選手がいるし、来季はもっと良い戦いができるのではと思う。レオンに関しては、特にアドバイスの必要もないだろう。彼は素晴らしい選手だよ。私が今最も見ていて楽しい選手の1人だ」
レオンはファンタジスタの雰囲気を感じさせる数少ない選手の1人であり、ポルトガル代表でも中心になってほしい選手だ。来年のワールドカップへ良い状態を作ってほしいところで、来季はクラブシーンでさらなる活躍が期待される。