フィギュア男子”4回転の神”マリニンが京都で練習を公開 人類...の画像はこちら >>

現在20歳のマリニン photo/Getty Images

日本人選手への指導も行った

フィギュアスケート男子でグランプリファイナルと世界選手権を2連覇したイリア・マリニンが、京都府宇治市のリンクで練習を公開した。

マリニンは、クワッドアクセル(4回転半)と全種類の4回転ジャンプが飛べるスケーターで、来年2月に迫ったミラノ・コルティナ五輪では金メダル最有力候補。

そんな彼が練習後の取材で得意とするジャンプ成功の秘訣について聞かれると「何度も何度も繰り返して、体に覚えさせることが大切だ。筋肉に染み込ませるくらいに」と語り、まだ到達していない5回転ジャンプへの思いとして「将来的に5回転ジャンプを跳べるようになれれば、スポーツを進化させられるような何かがしたい」と目標を明かした。

現在、札幌市で行われるアイスショーや東京開催の世界国別対抗戦でアメリカ代表として出場するために来日中。一緒に練習したメンバーの島田麻央と千葉百音などには、コミュニケーションを積極的に図って助言する場面も見られた。マリニンは「言語の壁があっても、みんな自分の技術に落とし込むのが早い。それにすごく驚いた」と日本人選手の特性に言及した。

編集部おすすめ