マンUでの大苦戦が嘘のよう? 右サイドでキレキレの仕掛けを見...の画像はこちら >>

ベティスでブレイクするアントニー photo/Getty Images

ディレクターのファハルド氏は残留に全力

まさかこれほどスムーズにフィットするとは予想外すぎたか。今冬にマンチェスター・ユナイテッドからレアル・ベティスにレンタル移籍したブラジル人FWアントニーが人気者となっている。



マンUでは思うようなプレイができず、右サイドからの仕掛けも読みやすいと批判を浴びた。マンUでの通算成績は96試合で12ゴール5アシストとなっていて、アタッカーとして納得できる数字ではないだろう。

それがレンタル先のベティスでは13試合で4ゴール4アシストと見事な働きで、すっかり右サイドのキーマンになっている。

レンタル契約は今季終了までとなっているが、ベティス側はすでにメロメロだ。『Estadio Deportivo』によると、ベティスのディレクターを務めるマヌ・ファハルド氏もアントニーの残留に全力を尽くすとコメントしている。

「アントニーのような選手をベティスに迎えられて誇らしいよ。我々はアントニーが来季もベティスのシャツを着てプレイできるよう全力を尽くすつもりだ」

アントニーにとっても、スペインの方が合っているのかもしれない。ベティスでフルシーズンを戦えれば、さらに数字が伸びる可能性も十分に考えられる。このレンタル移籍はアントニーにとって最高の選択だったと言えそうだ。


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