今はフランクフルトでプレイするゲッツェ photo/Getty Images
今季はコンディションも安定している
2017年に発症した代謝異常を乗り越え、現在はフランクフルトで主力としてプレイするMFマリオ・ゲッツェ。かつてドルトムントで香川真司らと魅惑のプレイを見せていたゲッツェも気付けば32歳を迎え、もうベテランと呼べる年齢だ。
当時に比べると話題に上がる機会は減ったかもしれないが、ゲッツェは現在フランクフルトに欠かせぬ実力者だ。今季も年明けからはリーグ戦全試合に出場していて、コンディションも良好に見える。
独『Bild』によると、ゲッツェも年齢を重ねてから体のケアに注力するようになったとルーティンを明かしている。
「もちろん、年齢は重ねたよ。でも、自分のコンディションにおいて何が大事なのかという理解も格段に深まった。体のケアもとても大切にしているんだ。以前よりサウナに行く頻度は増えたし、マッサージや温熱療法にも時間をかけるようになった。栄養、日々のルーティンも大事にしている。厳格な食事プランを作っているわけではないけど、自分に何が合っているかは分かっている。朝食にはヨーグルトとフルーツを入れたポリッジ(お粥のような料理)をよく食べる。バランスの取れた食事だよ。できるだけ同じ時間に眠り、起きるようにもしている。
また週に1回、パーソナルトレーナーのチョ・ヨンソン氏とヨガや武道を取り入れたトレーニングもおこなっているという。これは集中力を高めるためだ。
ゲッツェとクラブの契約は2026年までとなっていて、今話題のアメリカ・MLS行きの噂もある。しかし、ひとまずはフランクフルトとの契約を全うしたい考えのようだ。今季はチームも好調で、現在ブンデスリーガでは3位、ヨーロッパリーグでは準々決勝にも駒を進めている。
来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得はゲッツェにとってもモチベーションとなるはずで、もう一度欧州最高峰の舞台で躍動する姿を見せてほしいところだ。