ストラスブール所属のアンドレイ・サントス photo/Getty Images
フォレストでは出番を得られなかったが
過去には日本代表GK川島永嗣が所属していたリーグ1のストラスブール。近年はボトムハーフに沈むことの多かったクラブだが、今季は29試合終了時点で勝ち点50を稼ぎ、パリ・サンジェルマン、モナコ、マルセイユ、リールに次ぐ5位の好成績を残している。
そんな好調ストラスブールの中心人物は、まだ20歳と若いMFアンドレイ・サントスである。
サントスはブラジルのヴァスコ・ダ・ガマ出身のプレイヤーで、2023年にチェルシーに移籍し、その後はレンタルで出場機会を積んできた。プレミアリーグのノッティンガム・フォレストでは思うようにプレイタイムを得られなかったが、ストラスブールでは指揮官の信頼を掴み、公式戦29試合に出場して10ゴール5アシストの素晴らしい数字を残している。
データサイト『SofaScore』では、試合後に10点満点の採点で選手評価を行っており、サントスはこの数字が非常に高い。リーグ1ではPSGのアクラフ・ハキミ(7.85)、リヨンのラヤン・チェルキ(7.61)、PSGのジョアン・ネヴェス(7.57)、マルセイユのメイソン・グリーンウッド(7.49)に次ぐ7.44の数字を残している。
移籍市場に精通するジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏によると、このサントスはチェルシーに復帰し、来季プレミアリーグでプレイするという。ポジションはMFで、モイセス・カイセドやロメオ・ラヴィア、エンソ・フェルナンデスらとポジションを争うことになると予想されている。