アーセナル戦への意気込みを語ったベリンガム photo/Getty Images
0-3からの大逆転はあるか
レアル・マドリードは現地4月16日、CL準々決勝2ndレグでアーセナルをホームに迎え入れる。大一番に向け、クラブの公式サイトがジュード・ベリンガムの前日会見のコメントを掲載した。
敵地での1stレグは、58分、70分とデクラン・ライスに直接FKを沈められると、75分にもミケル・メリーノにダメ押し弾を決められて0-3と、まさかの大敗を喫したレアル。ベルナベウでの2ndレグは最低でも3ゴールが必要と、厳しいシチュエーションを迎えている。
大きなビハインドを背負う状況にもかかわらず、ベリンガムは「未来を作り続けるチャンスだ」としてセカンドレグに向けて前向きな言葉を重ねた。
「僕たちに自信を与えてくれるのは、自分のクオリティー、クラブの歴史、そして全力を尽くしてくれるサポーターの存在だ。ベルナベウでは魔法のような夜が何度もある。おそらくあの試合では最悪のプレーをしたと思うが、まだチャンスはある」
さらに2018-19シーズンには、CL準決勝でリヴァプールがバルセロナと激突し、ファーストレグを0-3で折り返しながらホームでのセカンドレグで4-0と逆転した。ベリンガムは同試合を例に挙げつつ、レアルのしたたかさも強調した。
「例えばリヴァプールの場合、数年前に同じようなことがあり、彼らは勝利した。このクラブ(レアル)も何度もそれを成し遂げてきたし、だからこそこのクラブの規模と偉大さは本当に印象的なんだ。期待も非常に大きいよ」
マドリディスタの大声援を背に“ベルナベウの奇跡”を実現させられるか。