レアルを撃破し、準決勝進出を決めたアーセナル photo/Getty Images
試合は後半に動く
日本時間の17日、CL準々決勝2ndレグが行われ、レアル・マドリードとアーセナルが激突した。
アーセナルホームで行われた1stレグはライスが2本のスーパーFKを叩き込むなど、アーセナルが3点を奪い、快勝。レアルはホームでの2ndレグで少なくとも3点が必要という状況になった。
立ち上がりからホームのレアルがボールを保持し、主導権を握りながら試合を進める。すると2分ヴィニシウスのシュートをムバッペが胸でコースを変え、ネットを揺らすが、これはオフサイドに。レアルは積極的な入りを見せる。
しかし最初の決定機はアーセナルに。12分PKを獲得すると、キッカーはサカ。先制のチャンスだったが、このPKはレアルの守護神クルトワが決死のセーブ。レアルのピンチを救う。
19分左サイドの流れたベリンガムから絶妙なクロスが上がるも、中のロドリゴとはギリギリ合わず。レアルは左サイドからチャンスを伺うが、サリバを中心とするアーセナルの守備陣も決定機は作らせない。22分、ライスがPA内でムバッペを倒してしまいレアルがPKを獲得。しかし、VARの結果これは取り消しとなり、アーセナルはピンチを凌ぐ。
その後もレアルがボールを握り、攻勢を強めるが、アーセナルもカウンターとセットプレイからレアルのゴールを脅かす。
逆転のために点が必要なレアルは前半のうちに1点でも返しておきたかったが、前半はスコアレスで折り返す。
両チーム交代なしで迎えた後半もホームのレアルが積極的に前へ仕掛けるが、なかなかアーセナルの堅いブロックを崩せない。
点が必要なレアルは57分に3枚替え。ダニ・セバージョス、エンドリック、フラン・ガルシアを投入し、前への圧力を高める。
64分ついに試合が動く。ミケル・メリーノとの絶妙なコンビネーションからサカが抜け出すと、クルトワとの一対一を冷静に沈め、アウェイのアーセナルが準決勝進出を大きく近づける先制に成功する。
しかし直後の66分、ラジャからサリバへのパスを背後から狙っていたヴィニシウスがボールを奪い、そのままゴール。レアルが1点を返す。
あと3点が必要なレアルは73分負傷したムバッペに代えてモドリッチ、ラウール・アセンシオに代えてブラヒム・ディアスを投入する。一方のアーセナルはサカに代えてトロサールをピッチへ。
90分、ヴィニシウスのクロスをエンドリックがトラップしボレーシュートを放つが、惜しくも枠を捉えることができない。すると、92分カウンターからマルティネッリが抜け出すと、最後は冷静に決め、ゴール。アーセナルが勝ち越しに成功する。
レアルは終盤猛攻を仕掛けるも、集中を切らさないアーセナルのディフェンス陣を前に最後まで追加点は奪えず。2ndレグはアーセナルが2-1で勝利。これで2戦合計スコア5-1となり、アーセナルがレアルを撃破し、2008-09シーズン以来のCL準決勝進出を決めた。
レアル・マドリード 1 - 2 アーセナル
レアル・マドリード得点者
ヴィニシウス(67分)
アーセナル得点者
ブカヨ・サカ(65分)、ガブリエウ・マルティネッリ(90+3分)
[速報]アーセナルが均衡を破り先制!
— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) April 16, 2025
#UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 2nd leg
レアル・マドリード vs アーセナル
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メリーノ空いたスペースへパスを供給
走り込んできたサカが冷静に流し込む
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