ペップとアルテタ photo/Getty Images
CL準決勝進出を決めた
アーセナルの指揮官ミケル・アルテタ監督はCL準々決勝2ndレグのレアル・マドリード戦の前にマンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラへ電話をしていたことを明かした。英『Sky Sports』が報じている。
ホームでの1stレグで3-0の快勝を飾ったアーセナルは、レアルの本拠地ベルナベウでも素晴らしいパフォーマンスを見せ、2-1で勝利。2戦合計スコア5-1でCL準決勝進出を決めた。
アーセナルを2008-09シーズン以来のCL準決勝へ導いた指揮官は試合後の記者会見にて「自身のキャリアで最高の夜の一つ」と振り返り、ペップへの感謝の言葉を改めて述べている。
「今朝、彼に電話したんだ。だって、私が今ここにいるのは、彼のおかげだからね。彼は私にとって大きな刺激を与えてくれた人だよ。彼と一緒に過ごした4年間は最高だったし、彼にはいつも感謝してる。彼がいなかったら、今の私はいないよ」
アーセナルの指揮官に就任する前、アルテタはペップの右腕としてシティのアシスタントコーチを務めていた。そこでの経験が今の自分にとって欠かせないものだったとアルテタは考えているようだ。
アーセナルを着実に強くし、再びタイトルを狙えるチームに変えたアルテタ。今シーズンもリーグ優勝こそ厳しくなったが、まだクラブが獲得したことがないCLのタイトルを残す。王者レアルを撃破したことでアルテタ・アーセナルへの期待度は一層高くなっている。
準決勝の相手は優勝候補のパリ・サンジェルマンと今シーズン欧州屈指の完成度を誇る強豪だ。レアルを撃破し、自信を掴んだアルテタ・アーセナルは今シーズンこそタイトルを獲得できるか。