バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督 photo/Getty Images
合計スコア3-4で敗退
バイエルンは現地時間16日に行われたUEFAチャンピオンリーグ準々決勝2ndレグでアウェイにてインテルと対戦。2戦合計スコア3−4で準々決勝で敗退となった。
1stレグはホームで行われるも1−2で敗れたバイエルン。逆転突破を目指す中、序盤から攻撃に出るもなかなかゴールを奪えず前半を終える。それでも52分にFWハリー・ケインが先制点を決めて、アグリゲートスコアで同点とする。
しかし58分にFWラウタロ・マルティネスに、3分後にはDFバンジャマン・パヴァールにCKから立て続けにゴールを許してしまい、2点をリードされてしまう。76分にDFエリック・ダイアーのヘディング弾で1点差に詰め寄るも、反撃はここまで。試合は2−2のドローも、合計3−4で敗れた。
バイエルン指揮官ヴァンサン・コンパニ監督は試合後の会見にて、インテル戦の最大の敗因は怪我人の多さだと言及。「伊藤(洋輝)、(ダヨ・)ウパメカノ、(ジャマル・)ムシアラ、(マヌエル・)ノイアー、(アルフォンソ・)デイビス、(キングスレイ・)コマン、(アレクサンダル・)パブロビッチがいない中で、何ができるのか理解する必要があった」と怪我人の不在が響いたことを述べた。
一方で「1stレグでは良いバイエルン・ミュンヘンを見せられたと思う。この2ndレグでもポジティブな姿勢を見せることができた」と自チームを評価。「インテルよりも多くの得点チャンスがあったために複雑な気持ちだ。チャンピオンズリーグ決勝をホームで戦えない厳しい現実は変えられない。
バイエルンは3月の代表ウィークでデイビスとウパメカノが怪我で今季絶望。その後のリーグ戦で伊藤とムシアラも負傷離脱するなど怪我人が多発。それでもインテル相手に良いパフォーマンスを見せたが、あと一歩及ばなかった。
準々決勝で敗退とはなったもののリーグでは首位に立つバイエルン。2シーズンぶりの優勝に向けて、現地時間19日に行われるFCハイデンハイム戦に挑む。