シティ退団が決定しているデ・ブライネ Photo/Getty Images
電撃移籍か
驚きの移籍がこの夏、実現するかもしれない。元マンチェスター・ユナイテッドのリー・シャープ氏は、『Stadium Astro』にて、リヴァプールがマンチェスター・シティの司令塔ケビン・デ・ブライネにオファーを出す可能性を示唆した。
アルネ・スロット新体制の下、リヴァプールはプレミアリーグで残り6試合を残して2位アーセナルに勝点13差をつけて首位を快走しており、タイトル獲得は目前。すでにモハメド・サラーやフィルジル・ファン・ダイクといった主力との契約延長も発表され、来季に向けたチーム編成も本格化し始めている。
そうした背景の中、リヴァプールにとってシャープ氏はデ・ブライネ獲得を「価値ある賭け」と評した。今季、鼠径部の問題を抱えている同選手だが、プレミアリーグ第32節クリスタル・パレス戦でのパフォーマンスにより完全復調を印象付けている。
「デ・ブライネは今ようやく痛みから解放された状態でプレイしている。プレイに余裕が出てきて、かつての輝きを取り戻している」とシャープ氏は語り、「かつてガリー・マカリスターが晩年にリヴァプールで見せたような、試合を落ち着かせる役割を果たせるだろう」と続けた。
さらに、「1年契約のオプション付きで、全試合出場でなくとも必要な試合だけで価値を発揮できる。経験を求めるリヴァプールにとっては理にかなう補強になる」と分析している。
33歳となったデ・ブライネの去就は、今夏の移籍市場最大の注目のひとつになりそうだ。同選手の動向に注目が集まる。