マルセイユがグリーンウッド Photo/Getty Images
噂を一蹴
マルセイユのスポーツディレクターを務めるメディ・ベナティア氏が、メイソン・グリーンウッドを巡るチーム内不和の報道を一蹴した。仏『RMC Sport』のインタビューで語った。
フランス国内では、アドリアン・ラビオとピエール・エミール・ホイビュアがグリーンウッドとの共演を拒否し、ロベルト・デ・ゼルビ監督に出場停止を要求したという報道が広まっていた。さらに、ホイビュアがベナティア氏に対しても、グリーンウッドとルイス・エンリケの起用を止めるよう進言したとまで伝えられた。
しかし、ベナティア氏はこれを明確に否定。「想像できるか?ホイビュアは私のところに来ていない。しかも、私が選手に言われて判断を変えるような人間だと思っているのか」と憤りを見せた。
続けて「ホイビュアはロッカールームで最もプロフェッショナルな選手の一人で、団結を望む男だ。ラビオも同じ。彼は今、チャンピオンズリーグ出場だけを願っている。あの2人は模範的な存在であり、誰かを排除しようとしたことなど一切ない」と語った。
昨夏、マンチェスター・ユナイテッドから加入したグリーンウッドは、ここまでリーグ戦31試合で18得点アシストを記録。得点ランキングではパリ・サンジェルマンのウスマン・デンベレに次ぐ得点数である。
現在、マルセイユはリーグ・アンで2位に位置しており、残り5試合でチャンピオンズリーグ出場圏内を守る戦いが続いている。
不仲説を一蹴してこのまま2位を死守できるか、注目が集まる。
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