セルティックで活躍する前田 photo/Getty Images
マリティモで前田と一緒にプレイ
2022年に横浜F・マリノスからセルティックへ移籍し、今ではチームのスーパーエースとなっているFW前田大然。
その前田の活躍を喜んでいる人物の1人が、ポルトガルのマリティモに在籍していたDFザイナディネ・ジュニオールだ。
前田にとってセルティックは最初の欧州クラブではない。前田は2019年に松本山雅からレンタルの形でマリティモに移籍し、そこで1年間プレイした。その際、先輩のザイナディネはチームリーダーとして若き前田をサポートしてくれた人物だ。
ポルトガルでの生活は短いものだったが、ザイナディネは前田がマリティモの仲間から愛されていたと振り返る。
「彼がマリティモに来た時、すぐ才能があることが分かったよ。すごくスピードがあったし、ゴールを決める力だってあった。最初は大変だったと思う。初めての欧州生活で、当時は主将として私もサポートさせてもらった。ただ、当時の彼も今の彼も変わらないよ。なぜって、走るのが大好きだったからね!トレーニングでも彼はチームメイトよりも走り過ぎているくらいだった。その運動量はチームメイトからも慕われていたよ」
「彼は素晴らしい仲間だった。私たちは彼に残ってほしかったんだ。
「彼はイングランド・プレミアリーグで活躍できる選手だよ。イングランドのクラブだって彼に注目するはずさ。彼は今やセルティック最高の選手だからね」(『Daily Record』より)。
前田はマリティモの一員としてポルトガル国内リーグ23試合に出場し、3ゴールを挙げている。その時にはザイナディネも一緒にプレイしており、その頃よりザイナディネは前田のことを気にかけてくれていたようだ。