父のようなプレイに期待が高まる Photo/Getty Images
まさに血統だ
マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーに所属するFWカイ・ルーニーが、レアル・ソシエダ戦で決めた衝撃のソロゴールによって大きな注目を集めている。父はクラブ史上最多得点記録を持つ伝説のFWウェイン・ルーニー氏。
カイは2020年からユナイテッドの下部組織に加わり、現在は15歳でU-17チームに所属。今季も着実に成長を遂げる中、1-5で敗北したソシエダとの一戦で鮮烈なインパクトを残した。
話題のシーンは、右サイドを突破したカイが絶妙なファーストタッチでDFを置き去りにし、そのままエリア内へドリブル侵入。ユニフォームを何度も引っ張られたが、最後は左足で冷静に逆サイドへ流し込む美しいゴールで締めくくった。
この一連のプレイに対し、SNS上では「まさに父親譲りの攻撃性とパワー」「17歳でプレミアを沸かせたワッザ(父ウェインの愛称)を思い出す」といった声が続出。かつて父がトップチームで見せたような切れ味鋭いドリブルとフィニッシュは、多くのサポーターに強い印象を残した。
ウェイン・ルーニー氏は現在、指導者としての道を歩んでいるが、息子が再びオールド・トラッフォードで輝く日も遠くないかもしれない。カイの成長に期待が高まっている。注目していきたい。