CBとして躍動中のグヴァルディオル photo/Getty Images
器用な選手だ
今季は主力に怪我人が続出したことにより、不安定なシーズンとなっているマンチェスター・シティだが、終盤戦にきてようやく安定して勝ち点を積み上げられるようになってきた。
クロアチア代表のヨシュコ・グヴァルディオルがCB起用されるようになった第30節のレスター戦から守備の安定感が増しており、4試合での失点数はわずかに「2」、3試合を無失点で終えることができている。
第34節アストン・ヴィラ戦前日の記者会見に出席したペップ・グアルディオラ監督は安定感のある守備陣を称賛し、その中心にいるグヴァルディオルを褒め称えた。シティ公式がその様子を伝えている。
「彼のプレイが好きだ。特に左サイドからのビルドアップがね」
「彼とルベン(・ディアス)はよく会話をし、とても良いパートナーシップを築いている」
「クラブに新たなCBが必要だとは思わない。CBはたくさんいるし、若い2人を獲得したばかりだ」
今季のグヴァルディオルは左SBとして起用され5ゴールを挙げるなど攻撃面で評価されていたが、終盤戦にきて今度はCBとしての守備が高く評価されている。怪我人が続出する中で複数ポジションでプレイできる選手は非常に重要であり、左SBのポジションが空いたことでニコ・オライリーのブレイクにも繋がっている。
万全な状態であればマヌエル・アカンジやジョン・ストーンズがCBとして起用されていたが、現在はグヴァルディオルが評価を高めており、来季はどのポジションでピッチに立つことになるのだろうか。