1度目は0-4、2度目は2-5の完敗 今季3度目のクラシコへ...の画像はこちら >>

レアル前線の構成はどうなるか photo/Getty Images

ロドリゴがスタメンを外れるとの予想も

26日にレアル・マドリードはスペイン国王杯の決勝でライバルのバルセロナと激突するが、この一戦へ向けてレアルには特別な対策が求められる。

というのも、今季はクラシコでかなり手痛くやられているからだ。

昨年10月に行われたリーグ戦では、ホームで0-4と大敗。さらに今年1月に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャでは2-5のスコアで敗れている。2試合ともバルセロナの強力攻撃陣を止められなかったわけだが、果たして指揮官カルロ・アンチェロッティは今季3度目のクラシコへどう手を打つのか。

スペイン『MARCA』は、FWロドリゴ・ゴエスが犠牲になる可能性が高いと見ている。今季のレアルは左にヴィニシウス、右にロドリゴ、中央にキリアン・ムバッペの3トップを組むことが多かったが、今のバルセロナ相手にこの3トップは攻撃的すぎるかもしれない。

同メディアによれば、アンチェロッティはヴィニシウスとムバッペに2トップを組ませ、その背後にMFジュード・ベリンガムを配する[4-3-1-2]のシステムでクラシコに臨むプランを検討しているという。ムバッペには怪我の不安もあるため、これはムバッペがバルセロナ戦に間に合った場合の構想ではある。

ロドリゴも難しさを感じているところはあるかもしれない。ムバッペ、ヴィニシウスと一緒にプレイする中で、ロドリゴが守備のバランスを取らなければならないところもある。右サイドもロドリゴが1番得意としているエリアではないか。

しかし、現在のロドリゴがリーグ戦11試合連続で0ゴール0アシストとなっているのも事実だ。アタッカーは得点数で判断されるだけに、今のロドリゴが絶好調と言えないのは確かだろう。


シーズンに3度もクラシコを落とすわけにはいかないが、アンチェロッティが過去2試合の敗北からどう対策を打ってくるか楽しみだ。



編集部おすすめ