アーセナルでプレイするトーマス photo/Getty Images
中盤で欠かせない存在に
アーセナルは今夏、ガーナ代表MFトーマス・パルティ(31)と新契約を結ぶことを計画しているようだ。『The Athletic』が報じている。
2020年にアトレティコ・マドリードからアーセナルにやってきたトーマスの現行契約は今シーズン限りとなっており、夏の去就が注目されていた。度重なる負傷離脱が原因で、トーマスは今夏フリーでチームを去ると考えられていたが、今シーズンの活躍ぶりからアーセナルは考えを変えつつあるようだ。
トーマスはここまで公式戦47試合に出場しており、4ゴール3アシストを記録している。今シーズンは怪我なくフル稼働を続けているだけではなく、圧巻の存在感を見せている。中盤ではデクラン・ライスへ評価が集まりがちだが、今シーズンのトーマスはライスにも劣らぬパフォーマンスを見せており、CL準決勝まで進んでいるミケル・アルテタのチームに欠かせない選手の1人となっている。
そんなトーマスを来シーズンもチームに引き留めたいとアーセナルは考えているようで、2年契約か1年契約に1年の延長オプションが付随する形の新契約を準備。トーマスもアーセナルに満足しており、同選手の家族もロンドンでの生活を楽しんでいることから交渉はスムーズに進む可能性があると、同メディアは伝えている。
古巣のアトレティコやバルセロナなどスペイン復帰も噂されていたトーマスだが、今シーズンの活躍を振り返ると、アーセナルが新契約を準備するのは自然な流れとも言えるだろう。
中盤で素晴らしいパフォーマンスを見せるトーマスの残留はアーセナルファンにとっても嬉しいニュースとなるが、引き続き今夏の去就に注目だ。