今季限りでレスター退団のヴァーディー Photo/Getty Images
伝説に別れ
レスター・シティの伝説、ジェイミー・ヴァーディーが今季限りでクラブを去ることが明らかになった。クラブ史上最高の選手とも称される37歳のFWが、13シーズンに及ぶ在籍に終止符を打つ。
2012年、当時5部のフリートウッド・タウンから加入したヴァーディーは、誰もが予想しなかったシンデレラストーリーを歩んだ。2015-16シーズンには、元日本代表FW岡崎慎司氏とともに2トップを組み、快進撃を演出した。奇跡のプレミアリーグ制覇を達成した立役者として伝説となっている。
また、11試合連続得点というプレミア新記録を樹立し、名実ともに世界的なストライカーとして名を轟かせた。33歳となった2019-20シーズンには23ゴールで自身初のプレミアリーグ得点王に輝き、史上最年長得点王となった。公式戦通算で496試合に出場し、198得点をマーク。得点のみならず、闘志とスピリットでチームを牽引し続けた姿は、ファンの心に深く刻まれている。
『Sky Sports』によれば、ヴァーディーは今後の去就をまだ明言していないが、アメリカや中東からの関心が取り沙汰されている。
ヴァーディーが残した功績は、レスターというクラブの名を世界に知らしめるものだった。その別れは寂しさを伴うが、彼の名は永遠に「キング・パワー・スタジアム」に刻まれるだろう。
An iconic celebration
— Leicester City (@LCFC) April 24, 2025
Bringing together some of Vardy's best rustles