盟友の引退に駆けつけた八重樫氏 (写真:武居由樹インスタグラムより)
リングで戦うのは約4年ぶり
元世界3階級制覇王者・八重樫東氏が、元WBO世界フライ級王者・木村翔の引退エキシビションマッチの対戦相手としてリングに上がった。
八重樫氏は、現在大橋ボクシングジムでWBO世界バンタム級王者・武居由樹のトレーナーを務めている。
今回は、木村の地元、埼玉・くまがやドーム体育館で、ヘッドギアなし2分3回を戦った。激闘王の名にふさわしく最終3回には近距離の打ち合いを展開し、会場が盛り上がった。
試合後に八重樫氏は「木村選手、引退お疲れさまです。僕も引退して5年が経ちますが、このような大勢の皆さまの前でスパーリングできるのは木村選手のおかげだと思っています。木村選手とはフライ級の時にずっとスパーリングをさせていただいた。そして鄒市明選手に勝ったあの試合(WBO世界フライ級タイトマッチ)も感動したことを覚えています。本当にお疲れさまでした。今後はジムを経営するということで陰ながら応援させていただきます」と語った。
会場には武居の姿もあり、自身のSNSで八重樫氏の応援団の集合写真や木村とのツーショットを公開し、「現役生活おつかれさまでした」と労いの言葉も添えた。