バルサ100試合目が迫るヤマル photo/Getty Images
ちょうど2年前の29日にトップデビューを果たす
バルセロナのFWラミン・ヤマルが現地時間30日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ準決勝、インテル戦の前日会見に出席し、意気込みを語った。
17歳のヤマルはちょうど2年前の4月29日、ラ・リーガのレアル・ベティス戦でトップデビューを果たした。
先日のコパ・デル・レイ決勝でバルセロナの公式戦通算99試合目の出場を果たしたヤマル。このCLインテル戦に出場すれば100試合目となる中、ヤマルは「僕の年齢で、バルサのようなクラブでこれほど多くの試合に出場した選手はほとんどいない。それが僕が最も大切にしていることだ。誰もがこのレベルで、そしてバルサのようなクラブでプレイできるわけではない」と語った。その上で「恐れてはいない。その恐怖心はずっと前にマタロ(ヤマルの出身地)の公園に残してきた。プレッシャーも無い。カップ戦の決勝のような雰囲気で、両チームのファンがいる中で楽しむしかないんだ。ただその瞬間を楽しみ、全力を尽くすだけだ。もう一度ああいう経験がしたい」と緊張やプレッシャーが一切ないことを強調した。
チームは18−19シーズン以来の準決勝に進んだが、その準決勝に向けて「本当に興奮しているよ。僕にとって初めての準決勝だし、決勝に進出して自分たちのチーム力を見せられるのが本当に楽しみだ。本当にワクワクしている」とコメント。対戦相手のインテルについては「彼らは守備が非常に強いチームでそれを証明している。この試合はチャンピオンズリーグの準決勝だ。彼らは全力を尽くしてくるだろう。とても難しい試合になる」と警戒していた。
トップデビューを果たして2年。昨シーズンはバルセロナで公式戦50試合に出場し7ゴール7アシストを記録。昨年のEUROではスペイン代表の優勝に貢献し、大会の最優秀若手選手賞に輝いた。今シーズンもここまで48試合に出場し、14ゴール20アシストを記録。『Tuttosport』紙主催のゴールデンボーイ賞など数々の賞を受賞しており凄まじい勢いで飛躍している。