ニューカッスルのロングスタッフ photo/Getty Images
今季は序列を落とす
ニューカッスルでプレイするMFショーン・ロングスタッフ(27)は今夏の退団が噂されているようだ。英『THE Sun』が報じている。
地元ニューカッスルで育ち、アカデミーから所属する同選手は2016年にトップチームに昇格。その後2年間はキルマーノック、ブラックプールへレンタル移籍をし18-19シーズンにチームへ復帰を果たすと、ここまで公式戦213試合に出場している。
クラブの生え抜きとして過去2シーズンは重要な役割を担い、安定した出場時間を確保していたロングスタッフだが、今シーズンは様子が異なる。エディ・ハウ監督はサンドロ・トナーリ、ジョエリントン、ブルーノ・ギマランイスの3人をメインで起用しており、ロングスタッフはここまで公式戦31試合に出場するも、プレイ時間は1202分と限定的だ。
さらに昨年末からハウ監督は19歳のルイス・マイリーも起用するようになっており、生え抜きMFの序列は少しずつ下がっている。今夏に現行契約は残り1年を迎える中、ロングスタッフの将来は不透明になっているという。
そんななか、プレミアリーグへの昇格が決まったリーズが来シーズンの戦力としてロングスタッフを迎え入れることに熱心だという。しかし、同選手を狙うクラブはリーズだけではなく、エヴァートンは今夏のメインターゲットに同選手をあげているようだ。
同メディアは移籍金は1000万ポンド(約19億円)ほどになると報じているが、2023年夏に退団した弟のマシュー・ロングスタッフに続き、兄もニューカッスルを退団してしまうのか。