非の打ちどころがない投球を見せた山本 photo/Getty Images
6回まで投げて1安打無失点
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が日本時間3日、敵地で行われたアトランタ・ブレーブス戦に先発登板した。
山本は6回を投げ1安打無失点、6奪三振と好投。
この試合は立ち上がりから文句なしの投球を披露。速球はキレがあり、スプリットやスライダーも低め、内外に投げ分け、6回2死まで無安打で凡打の山を築いた。
試合後、取材に応じた山本はノーヒットノーランを意識したかと問われると「9イニングまでいくのはなかなか難しいことなので、あまり考えてなかった」と答え、制球力が改善された点については「もともとストライクゾーンでどんどん勝負していくスタイル。より自分のピッチングができている証拠。去年は僕がストライクゾーンにうまく投げられる球種が少なかったり、いい調子の試合が少なかった。今年は安定した状態でどの球種もいいボールを投げられているのでそれがうまくいっているのかなと思う」と好投の要因を明かした。
試合はその後、7回に2番手のカービー・イェイツが1点を失ったが、8回はタナー・スコット、9回はフィリップスが無失点で締めた。ドジャースは今季2度目の6連勝を飾った。