リヴァプールのアルネ・スロット監督 photo/Getty Images
安定した強さで5シーズンぶりの優勝
約9年間にわたって指揮を執ってきたユルゲン・クロップ前監督が昨シーズン終了後に退任したことで、リヴァプールは一つのサイクルを終えて過渡期に入ると見られていた。
しかし、アルネ・スロット監督を新指揮官として迎えた新チームはプレミアリーグで開幕から好調を維持。
予想以上の快進撃を見せた今シーズンのリヴァプールだが、その大きな要因の一つとしてスロット監督のマネジメント術があるようだ。アレクシス・マクアリスターはリヴァプールの公式サイト『Liverpool FC.com』でのインタビューでクロップ体制からの変化について以下のように語っている。
「ボールを持っている時、ポゼッションの際に違いがあると思う。より冷静で、以前よりも直ぐに前を狙わなくなっていて、我慢強くプレイするようになっている」
「でも原理原則は同じだよ。大きな変化はなかったし、それについてアルネは本当に賢かったと思うよ。僕らの多くはユルゲンのもとで長い時間プレイしていたし、原理原則を素早く変えるのは難しいことだからね。だから今はユルゲンの頃と比べて大きな違いは見当たらないけれど、今後はアルネも自分が重視していることを打ち出して行こうとするだろう」
前任者が築いた基盤を活かすことを優先し、独自色を出すのを極力抑えることにしたスロット監督の判断が1年目でのリーグタイトル獲得に繋がったようだ。