次回WBCアメリカ代表のキャプテンを務めるジャッジ photo/Getty Images
開幕から絶好調
ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が日本時間11日、敵地で行われたオークランド・アスレチックス戦で13号、14号本塁打を放ち、MLB単独トップに立った。
この試合、対戦相手のアスレチックスが今季から一時的にサクラメントを本拠地にしているため、実はプロ入り後初めて故郷のカリフォルニア州サクラメントでの凱旋となったジャッジ。
まず相手先発の直球を捉え中越え13号ソロを放つと、続いて6回の第3打席でも2番手投手の直球を捉え、バックスクリーンへ飛距離433フィート(約132メートル)の特大14号アーチを運んだ。
これでジャッジは、12本を記録しているシアトル・マリナーズのカル・ローリーに2本差をつけてア・リーグ単独トップに立った。またナ・リーグのトップのロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平やフィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワバーらが12本であることから、両リーグを通じても1位となる。さらに本塁打だけでなく、打率.396、打点37もメジャートップだ。
開幕からここまで絶好調のジャッジは、勢いそのままの活躍を地元ファンに届け「家に戻ってきたような感覚。アスレチックスと敵地で対戦するときはいつも、慣れ親しんだ街に戻ったような、特別な感覚がある」と凱旋の喜びを語った。