愛弟子のカカー Photo/Getty Images
再タッグ実現なるか
先日、カルロ・アンチェロッティが2026年W杯までブラジル代表の新指揮官に就任することが、ブラジルサッカー連盟(CBF)より公表された。そんな中、『CNN Brasil』は、かつての愛弟子であるカカー氏がコーチ陣に加わる可能性を報道している。
同メディアによれば、アンチェロッティは既にカカー氏を自身のスタッフに組み込む構想を描いているという。両者はACミラン時代に師弟関係を築き、2007年にはカカー氏がバロンドールを受賞。同年のチャンピオンズリーグ制覇も含め、アンチェロッティの下で同氏はキャリアの頂点を迎えた。
現時点でカカー氏の役職は明らかになっていないものの、もし実現すればアシスタントコーチとしてベンチに入る可能性もある。一方で、長年ともに歩んできた実子ダヴィデ・アンチェロッティとは、ここで道を分かつことになりそうだ。
また、ブラジル紙『O Jogo』によれば、アンチェロッティはネイマールとカゼミロを自身のプロジェクトの中核として想定。前者とは指導歴こそないが、後者とはレアル・マドリードで共闘した信頼関係がある。
CBFの発表によれば、アンチェロッティは現地時間5月26日にリオ・デ・ジャネイロ入りし、新たな挑戦に本格着手する予定。カカーとの再会が実現すれば、それはブラジル中を熱狂させる夢の共演となる。