世界で活躍するサムライたち Photo/Getty Images
歴史的快挙
2024-25シーズンのイングランドにおいて、日本人選手たちが輝かしい成果を残した。プレミアリーグからEFLリーグ1まで、3つの異なるカテゴリーに加え、FAカップでも日本人がそれぞれ優勝に貢献し、日本サッカー史における特筆すべきシーズンとなった。
FAカップではクリスタル・パレスに所属する鎌田大地が決勝にフル出場。マンチェスター・シティを1-0で破り、クラブ史上初のメジャータイトル獲得に大きく貢献した。現地メディア『THE Sun』からは評価点「8点」を獲得。「試合が進むにつれてパスの精度が向上し、後半序盤にはベルナウド・シウバに対して見事なチャレンジを見せた」と評した。
プレミアリーグではリヴァプールに所属する遠藤航は、アルネ・スロット新監督の下で控えに回ったものの、クラブに通算20回目となるリーグタイトルを獲得。要所要所でチームを支えた。
さらに、EFLチャンピオンシップ(2部)では田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドがリーグを制して、来季のプレミアリーグ昇格を決めた。田中は中盤の要として複数試合でMOMに輝く活躍を見せた。
そしてEFLリーグ1(3部)では、岩田智輝がバーミンガム・シティで主軸としてシーズンを通して出場し、優勝に貢献。守備的MFとしての強度と安定感に加え、得点力が光った。
FAカップやリーグの3カテゴリーでのタイトル獲得は、日本人選手の存在感が確実に増していることの証であり、「サムライたち」にとって史上最高のシーズンとなっただろう。来シーズンはどの日本人選手が活躍を見せてタイトルを獲得するのか。
注目していきたい。
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