試合後、スタジアムを一周したコレア photo/Getty Images
2014年からアトレティコに所属
ラ・リーガ第37節のレアル・ベティス戦はアトレティコ・マドリードのファンにとって感慨深い試合の1つとなった。
フリアン・アルバレスの2ゴール、ロビン・ル・ノルマンのゴールで3-1とリードしていたアトレティコ。
後半ATにはダメ押しゴールが生まれるが、これを決めたのが今夏で退団する背番号10のアンヘル・コレアだ。
30歳のコレアは2014年からアトレティコに所属し、これまで同クラブでは公式戦465試合に出場し、88ゴール65アシストを記録している。指揮官のディエゴ・シメオネ監督はベティス戦の後、スペイン『as』にて「彼は今も我々と共にいる。サッカーは常に変化し続けるが、これから何が起きようとも、アンヘルはアトレティコ・マドリードの象徴だ」とコレアを絶賛。
ル・ノルマンも「彼とロッカールームを共にできたことは素晴らしい経験だった。彼の幸せを祈っている。ぜひともチームに残ってほしい」と語ったが、30歳のアタッカーは試合後、自身のSNSにてクラブやファンへの感謝の思いを綴った。
「今日、私はこの大好きなユニフォームを着て、ホームでの最後の試合を過ごした。それはただの1日ではなく、思い出、感情、そして感謝の気持ちに満ちた1日だった。いつも私を一員として受け入れてくれたクラブ、チームメイト、そして素晴らしいファンたちに感謝している。すべての拍手、歓声、そしてその一瞬一瞬を心の中に刻むよ。アトレティコで経験したすべてに、いつも感謝している。
本当にありがとう!」
短い出場時間の中でも結果を残してきたコレアを同メディアは「おそらくアトレティコ史上最高の切り札としての地位を固めた」と評している。クラブW杯終了後にチームを離れる予定だが、アトレティコとコレアは最後にタイトルを獲得できるか。
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