シティのグアルディオラ監督 Photo/Getty Images
苦しい現実
ジョゼップ・グアルディオラが、今季メジャートロフィーを逃したマンチェスター・シティのシーズンを擁護した。『BBC』が伝えている。
昨年8月、シティはマンチェスター・ユナイテッドをPK戦の末に破り、コミュニティ・シールドを制覇。しかしその後は失速し、4連覇中だったプレミアリーグを手放し、チャンピオンズリーグでも早期敗退。さらには週末のFAカップ決勝でもクリスタル・パレスに敗れ、8シーズンぶりに主要タイトルのない年となった。
だがグアルディオラは、チャンピオンズリーグ出場権獲得の重要性を強調しつつも、唯一手にしたコミュニティ・シールド制覇を称えている。
「もちろん、出場権を得ることは重要だが、ニューカッスル・ユナイテッドがカラバオカップを取り、リヴァプールがプレミアを制し、そして我々がコミュニティ・シールドを勝ち取った。他のチームはまだ何も獲得していない」
「チェルシーはカンファレンスリーグでタイトルを狙えるし、ユナイテッドやトッテナムはヨーロッパリーグの可能性があるが、それでも現時点でトロフィーを得たクラブは限られている」
そう語ったグアルディオラは、FAカップ決勝の内容にも触れている。
「決勝では良い試合をしたが、優勝するには十分ではなかった。残る2試合で勝ち点4を獲得し、来季のチャンピオンズリーグに出場することが、我々にとっては満足な成果だ」
現在、リヴァプールがプレミア王者となり、アーセナルが2位を確定させた中、シティは勝ち点差1以内に5クラブがひしめく熾烈なトップ5争いに巻き込まれている。シティは現在6位。ホームでボーンマス戦で1試合未消化を消化し、その後、最終節でアウェイのフルアム戦へと臨むことになる。CL圏内に入れるのか、注目が集まる。
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